わんちゃんがブリーダーさんに飛行機に乗せられて送られてくる場合は、空港留めになりますので、お客様に空港までお迎えに行っていただく必要があります。 この時には、航空貨物が扱われている【貨物ターミナル】にわんちゃんを迎えに行きます。ここは、通常の旅行やお仕事などで、飛行機に乗る際に行く【旅客ターミナル】ではありませんので注意が必要です。 全ての空港の説明をこのページではできませんので、羽田空港を代表例として「どのような手続きがあるのか?」、「どのような感じなのか?」などの解説を記載させていただきます。他の空港でもほぼ同じ事を行いますので、ご覧いただければご理解いただけるのではないかと思います。 当然ながら、お引渡し日前には、詳しくご案内させていただきますのでご安心ください。 また、それでもわからない事があれば、些細な事でも遠慮せずにお問い合わせください。
■羽田空港の貨物ターミナルのご説明
●西貨物地区に到着したら、ゲートで簡単な手続きをしてから中に入ります。 入場する全員の免許証やパスポート、保険証などの身分証明書が必要です。
●ゲートでガードマンに所定の用紙を渡されます。 この用紙に、入場者のお名前、連絡先、車のナンバー、時間などを記入し、身分証明書を提示します。 ちなみに、ガードマンはとても親切に教えてくれるので、分からなければ「子犬を受け取りに来ました」と聞きましょう。
●ビニールケースに入った入場許可証を渡されます。(いつでも提示できるようにします。) 車の場合はダッシュボードなどの見えるところに、徒歩・バス・タクシーで行った方は首からぶら下げるなどします。
ゲートから、すぐ右斜め前方に、ANAの窓口が見えます。 旅客ターミナルとは違い、小さくて簡素な建物に見えます。 ※お車は、建物入り口前の開いているスペースに停めることができます。 建物内に入るとカウンターがあります。 土日祝日は、ペット(特に子犬)の引き取りがほとんどで、一般の荷物は少ないのです。 それぐらい多くの子犬が次々と運ばれて来ます。 (子犬は専用のバスケットに入れて届けられます。) 「今日、○時の便で受け取りに来たのですが・・」と言えば、カウンター係の女性が、とっても親切に記入する書類の記載方法などを教えてくれます。
ちなみに、先ほどのゲートで入場許可証と一緒に渡された「訪問先確認票」に、子犬受け取り後に確認印を押してもらいます。
貨物カウンターでの受け取りなんて、ほとんどのお客様が初めてかと思われますが簡単です。 飛行機の着陸から、およそ30分で子犬がカウンターまでやってきます。 子犬が届くと、係りの女性があなたのお名前を呼んでくれます。 所定の用紙に引き取りのサインをします。 係りの女性と子犬の伝票番号などを一通り確認し、晴れて受け取り完了。(約10~15分で終了。) お帰りの前に子犬の状態を確認しておきましょう。 なお、子犬は初めての長旅で疲れていますし、急に大勢の方がのぞき込むとビックリしてしまうので、バスケットの フタをそっと開けて、優しく呼びかけてあげましょう。 少しオドオドしているかも知れませんが、いきなり出そうとはせずに、ちょっと様子を伺ってあげてください。 子犬が落ち着いた頃、優しく抱き上げて、中に新しいタオルとぺットシートを敷き替えてあげましょう。 バスケット内が再びきれいな状態になったら、子犬をそっと中に戻して、お家に帰りましょう!! ゲートを出る際には、入場のときにもらった入場許可証と、確認印を押した「訪問先確認票」を返却します。 ※※注意※※ ●お帰りは、寄り道をせずに、まっすぐ家に帰りましょう。 ●途中、ペットショップなどの立ち寄りは、病気が感染する可能性があり、とても危険ですので絶対にやめましょう。 貨物ターミナルへ入場する人全員の、免許証やパスポートなどの身分証明書が必要です! (バスやタクシーで行く場合や、車に同乗して行く方の分もお忘れのないように!)