犬種の特徴は、
血統書発行団体の規定に沿った内容です。


毛色等はその種に認められた規定になります。
体高、体重などは基本的なサイズとして規定に近いほどスタンダードに近いと言えますが、
近年の平均的なサイズを表しているものではありません。

家庭で飼われている犬・猫のサイズが、
規定より大きすぎる場合や、又は、小さすぎる場合、
それが健康に大きく影響を与えるものではありません。

犬のサイズに関係なく、健康管理は飼われる方の、
日頃から愛情持って接することで、体調の変化などに、
素早く気づき、対応していただくことが、何よりも重要です。


 

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より( 最終更新 2011年10月29日 (土) 10:32 )

 クランバー・スパニエル

ランバー・スパニエル(英:Clumber Spaniel)とは、フランス及びイギリス原産のスパニエル犬種の一つである。

歴史 :

生い立ちと生い立った年代は未だ不明である。1770年のはじめにクランバーがフランスからイギリスへ送られたが、本格的な繁殖がその地で行われるようになったのはフランス革命の直後である。それ以前はフランスで主に繁殖が行われていたが、革命の影響により愛犬たちが虐殺されることを恐れた本種の一番の愛好家がイギリスのクランバー公園へ犬を避難させ、その地で保護と改良が行われるようになった。クランバー・スパニエルはエドワード7世やジョージ5世にも愛されたことにより、イギリスでの地位も上昇した。

主にフラッシング・ドッグとして使われ、鳥を探して飛び立たせる役割を担った。その猟は数頭〜十数頭で行われる。歩く時にあまり音を立てないので、主人は首輪に鈴をつけて犬の位置を把握する。動きがゆったりとしているため、猟師は徒歩で猟を行うため馬などのコストがかからず、多くの人に採用されていた。クランバー・スパニエルは獲物を発見すると主人の指示によりフラッシング(追い出し)を行って鳥を飛び立たせるが、レトリーバーとしては働かない。尚、撃ち落された鳥の回収作業(レトリーヴ)については、それ用の犬をつれているため問題は無かった。

20世紀になるとショードッグとしての過度な改造が進み、健康的な被害を受けるようになり人気が低迷した。更に第二次世界大戦の戦禍により絶滅の危機にも追いやられてしまうが、何とか種として生き残ることが出来た。戦後は体格の改善も進み、以前よりも健康被害が出にくいようになりつつある。

現在はペットやショードッグとしてもあまり多くは飼われておらず、頭数自体も少なく希少な存在である。日本でもブリーディングが行われているが、素人にはブリーディングの際の犬質管理が難しいため、プロによってブリーディングが行われ、仔犬が販売されている。毎年国内登録が行われていて、2009年度の国内登録頭数順位は134位中90位と高かった。あまり話題には上らないが、日本国内でも愛好家は多いのである。

尚、近年の世界的なオールドタイプ犬種ブームにより、ショードッグとして改造される以前のクランバー・スパニエルの姿を復元する作業も行われている。それは現在オールド・クランバー・スパニエル(英:Olde Clumber Spaniel、仮称)と呼ばれており、まだ完成には至っていない。
特徴 :

ずんぐりむっくりの体格をしたスパニエルである。マズルの長さは短めで、頭部は大きく胴長短足である。首も短く太い。耳は垂れ耳で尾は飾り毛のある垂れ尾だが、断尾して短くすることもある。コートはウエーブがかったロングコートで、毛色はホワイト若しくはミルクで、耳やマズルの周辺などにレモンやブラウンの斑が入ることもある。体高は雄48〜51cm、雌43〜48cmで、体重は雄32〜39kg、雌25〜32kgの中型犬。性格はおっとりしていてマイペースで温和、攻撃的な面が一切無い。主人に依存した生活を好み、反抗を起こすこともよほどのことがない限りしない。子供や他の犬に対しても友好的であるが、見知らぬ人や犬とはあまり積極的に関わりたがらない。運動量は普通だが、肥満になりやすいので食事には配慮が必要である。かかりやすい病気は股関節形成不全、眼瞼異常、椎間板ヘルニア、脂漏症、外耳炎、口蓋裂、軟口蓋過長症などがある。胴が長めのため、抱き方には注意が必要である。胴長の犬種は片手で胸、もう片方の手で腰を抱えて持つのが良い。