オス犬とメス犬はどちらが良いの?

よく犬を飼う際に、オス犬はメス犬と比べて大変というお話を聞きます。
しかしそれは本当なのでしょうか?
実際にオス犬とメス犬とを比較した結果どうなのか、多くの犬を見てきた経験を元に簡単に紹介したいと思います。

 

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オス犬はメスより飼うのが大変?

実はオス犬はこんな魅力がある!(オス犬のススメ)

 

オス犬はメス犬より飼うのが大変?

当店で子犬をご見学、ご購入されたお客様から、オス犬についての感想をまとめてみますと、以下のような事を気にされる方がよくいらっしゃいます。

①オス犬はメス犬より大きくなるから

②オス犬は足を上げておしっこするから

③オス犬はメス犬より臭いがきつい

④オス犬はメス犬よりよく吠える

⑤オス犬はメス犬より攻撃的そう

⑥オス犬よりメス犬の方が優しそう

①オス犬はメス犬より大きくなるから
確かにイメージとしてはオス犬の方が骨格がしっかりしておりますため、メス犬よりも大きくなりそうですね。
確かに子犬の頃同じ大きさだった場合、将来的にはオス犬の方が骨格がしっかりする分大きくなる可能性がありますが、100%というわけではありません。
事実、子犬の頃オス犬より小さかった小型犬種のメス犬は、成犬になった頃、それぞれの飼い主さんから画像を頂いた際は、メス犬の方が大きくなった事もあります。
大型犬種や10kgを超えるような中型犬種の場合は、オス犬とメス犬とでサイズの差が少なからず出てきますが、小型犬種の場合は、ほとんど1,2kg程度しか変わりません。
一日中抱っこするのであれば、違いはでてきますが、普段犬を飼育する上では、1,2kgの差はないに等しいと思います。

②オス犬は足を上げておしっこするから
恐らくオス犬を購入候補で考える中で一番の障害になっているのではないかと思います。確かにオス犬はマーキングと呼ばれる足を上げて、臭い付けをする行為をします。
これは普段のおしっことは違い、臭いがついていない箇所に自分をアピールするため、強烈な臭いのおしっこをかけますので、かなり臭います。
ただし、このマーキングですが、マーキングを行う前の段階で去勢手術をしてあげると、マーキングをしなくなる可能性がぐっと高くなります。(ほとんどしなくなります)
今では去勢手術代もメス犬の避妊手術とは異なり、安価で日帰りで済む事もあります。
また去勢手術をする事で、オス犬特有の病気も防げますので、オス犬を飼う際には去勢手術は必須と考えた方が良いと思います。

③オス犬はメス犬より臭いがきつい
確かにオス犬よりメス犬の方が臭いが少ないといわれますが、実際そこまで大きな違いは感じません。
ただ、オス犬はメス犬とは違い、マーキングであちこち臭いをつけようとしますので、そのような印象があるのかなと思います。
また、性別の違いというよりかは、短毛種より臭いがついてこもりやすい長毛種、ちょっと脂っこさがある犬種などは臭いが強いと思います。
そのオス犬=臭いの原因であるマーキングも、先程言いました通り去勢手術してあげれば、解決する事も可能です。

④オス犬はメス犬より吠える
これは正直言いまして、一概にはそう思えません。
オス犬でも本当におとなしい子もおりますし、メス犬でも犬を見る度、音がする度にワンワン吠える子もおります。
これはまず親の性格に依存してきますし、何故吠えているのか?原因が分からないと、無駄吠えをしているのか、恐怖で吠えているのか、家や飼い主を守ろうと吠えているのかが分かりません。

これは無駄吠え 飼い方を見直そう!
・オヤツを貰える時に、うれしさのあまり早く早くと催促するかの如く、吠える
・サークルでお留守番をする際、早くだせ!とワンワン吠える
・先輩、後輩犬が可愛がられている時に、こっちを見て!とワンワン吠える

こういった吠え方は明らかに必要のない無駄吠えです。
これをするのは、我侭な犬になっている証拠ですので、もう1度躾をする事と、飼い主さんの接し方を見直ししてください。
そうすれば、自然と解決していきます。

これは恐怖心からくる吠え
来客やお散歩時に知らない人や犬を見て、飼い主の後ろに下がって来るな!と吠えるのは恐怖心から来る吠えですね。
これは親犬の性格や子犬の頃のトラウマから来る吠えなので、オス犬、メス犬関係なく起こります。
躾で直す事も不可能ではないですが、時間をかけてじっくり取り組んであげる必要がありますね。

これがオス犬特有の吠え
・玄関に知らない音や、猫の足音を聞いた際、真っ先に玄関近くでワン!と威嚇吠え
・掃除機の音に向かって飛び掛らんばかりの威嚇吠え
・散歩時に知らない人や犬を見て、飼い主の前に立ちはだかり威嚇吠え

上の全ては、仲間を守ろうとする防衛本能から来ている吠えですね。
母犬が子犬を守るために、知らない人や犬が近づくと吠えるのと同じで、オス犬は、飼い主や仲間の犬を守ろうとしたり、危険を知らせようと吠えたりします。
ただ、番犬として飼ったるわけでもないのに、毎回これをやられると大変です。
子犬の頃から知らない音や掃除機の音などに慣らしておけば、危険なものではないと認識し、吠える事も少なくなりますが、オス犬の本能で吠えている所がありますので、一旦防衛本能による行動がでてきてしまうと、矯正するのは大変です。
ただ、そういった問題行動がでてくる前の月齢で去勢手術をして上げると、防衛本能が芽生える状態にならないまま成長していくようになります。
ですので、オス犬と飼う場合は、防衛本能が芽生える前の月齢で去勢してしまう事をオス犬スメします。

⑤オス犬はメス犬より攻撃的そう
⑥オス犬よりメス犬の方が優しそう
これも④と同じで、オス犬特有の防衛本能からの影響により、メス犬よりもオス犬の方が攻撃的な面があります。
しかし、その防衛本能がでてくる前の月齢で去勢手術をしてあげれば、そのままの状態で成長していきます。

このようにオス犬特有のマーキングや防衛本能から来る吠えや攻撃性も、その本能がでてくる月齢の前に去勢手術を行ってあげれば、オス犬もメス犬もなんら変わる事なく飼育する事ができます。
また去勢手術を行う事により、去勢手術を行わないオス犬と比べ、丸っこい姿になるというお話もあります。

 

実はオス犬はこんな魅力がある!(オス犬のススメ)

攻撃的な本能で、メス犬よりも怖いイメージがありますが、実は飼い主には大変従順で、去勢手術をしなくても、メス犬と比べ、べったり甘えん坊な性格の子が多いです。
これはオス犬を既に飼育されている方も大いに頷けるのではないでしょうか。
私自身もオス犬を飼育しておりますが、非常に甘えん坊で、べたぁと体を寄せてきます。
メス犬はどちらかというとサバサバしている子が多く、オス犬よりもあまりべったりしない子の方が多い印象です。
またオス犬は仲間思いの子も多く、一旦序列がはっきりすれば、後輩犬に対してせっせと世話をしたり、母犬でもないのにけなげに子猫の世話をしようとするオス犬もいる程です。

ですので、いつも犬を一緒に過ごしたい、愛情に対してまっすぐ返して欲しいという方には、実はオス犬はオススメなんです!

ざっとですが、如何でしょうか。
オス犬のイメージが少しでも変われば、オス犬を飼育している私としてもうれしく思います。
メス犬を検討されている方もこれを機会にオス犬も検討して頂けましたらと思います。